どんなに小さな作品であっても、
いざ制作に入ると、言い訳は利かない。
「なぜ、こんなモノしか作れないのか」
と自問自答する。
私の中の私は、
「毎日を必死に生きていないからだよ」
という。また、
「具体的な他者を見失っているから」
ともいう。
確かに、いったい誰に向って表現を
しているのかわからなくなっている。
固有の誰かか、漠然とした世間一般に
向ってなのか。自分に対してか。
このことは絵日記においても同じ。
「私は誰に向って言葉を発しようと
しているのだろう?」
迷ったときは自分(内向き)に帰るらしい。
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